GCS
マッキM-33
1925年 シュナイダー・トロフィー・レース 3位
1位カーチス、2位グロースター
カーチスもグロースターも複葉機。
スピード追及のためにマッキがこだわったのは単葉カンチレバーの主翼。
カンチレバーとは「片持ち」、支柱やワイヤー無しの構造。
空気抵抗の低減がねらいだろう。
チャレンジの構造だったが、飛行中の主翼の振動発生を克服できず、3位の結果に終わったそうだ
翌年のM39は、カーチスを真似てフロート・タイプ。しかし単葉のポリシーは捨ていない。
マッキはこのころまでは、ハル式(船挺式)の飛行挺がメインだ。「紅の豚」に出てくる機体もこの時代のものだろう。